レンズを買ってみました。
SONY FE 16-25mm F2.8 Gです。
発売されたときは「このレンズは買わないでしょ?」と思っていたのですが、わからないものです。
このレンズを選んだ理由を語ってみます。
F値と焦点距離と
レンズを選ぶときの基準には、F値と焦点距離があります。
F値は、絞りの開き具合を表す数値。
レンズを通る光の量や、ピントの合う範囲に関係します。
ほかの条件が同じなら、F値が小さいほど多くの光を取り込めて、背景もぼかしやすくなります。
F値を大きくすると、手前から奥までピントが合う範囲が広くなります。
もう1つは焦点距離。
16mm、24mm、70mmといった数字で、同じカメラなら数字が小さいほど広い範囲を撮れ、大きいほど遠くのものを大きく撮れます。
レンズには、単焦点レンズとズームレンズがあります。
単焦点レンズは焦点距離が1つに決まっているので、レンズでズームすることはできません。
写す大きさを変えたければ、じぶんが近づいたり離れたりする必要があります。
いっぽうで、ズームレンズは焦点距離を決まった範囲で変えることができます。
たとえば、わたしが持っている「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」なら、70mmの中望遠から200mmの望遠まで変えられます。
そんな中、今回買ってみたのは、超広角の16mmから広角の25mmまでを撮れるレンズ。

16mmから25mmまで、数字の差は9mm。
ズームできる幅はとても狭いといえます。
このレンズが出たときは、「こんなに幅の狭いレンズ、買わないでしょ?」と思っていました。
でも、今まさにそのレンズを買っているわけですから、わからないものです。
24mm未満は未開の「値」
今持っているレンズを並べてみると、望遠域はそれなりにカバーできています。

「70-200mm F2.8 GMⅡ」のレンズに2倍のテレコンバーターをつけると、140-400mmになります。
さらにAPS-Cクロップで撮れば、写せる範囲はフルサイズの1.5倍の焦点距離に相当します。つまり400mmなら600mm相当の画角になるので、遠くのものを撮るにはそれなりの守備範囲だといえます。
いっぽうで、広角域はどうかというと、今持っている中でもっとも広角なのは「FE 24mm F1.4 GM」。
つまり24mm未満の焦点距離は、未開の地ならぬ未開の「値」だったのです。
そこに興味がわきました。
わたしは景色の写真もけっこう撮るので、もっと広い範囲でも撮ってみたいなと。
まぁ、24mmでもけっこう広く撮れるのですが、その先も味わってみたくなったのです。
すると、20mm以下の焦点距離が候補にあがります。
この段階で単焦点レンズはあまり考えていなくて、買うならズームレンズ。
今回のレンズと「FE 16-35mm F2.8 GM II」で、どっちにするかなーとちょっとだけ迷いました。
| 項目 | 16-25mm F2.8 G | 16-35mm F2.8 GM II |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 16–25mm | 16–35mm |
| 重さ | 約409g | 約547g |
| フィルター径 | 67mm | 82mm |
| 最短撮影距離 | 0.18〜0.24m | 0.22m |
| 最大撮影倍率 | 0.20倍 | 0.32倍 |
| 価格(マップカメラ執筆日現在) | 166,320円 | 322,740円 |
GM IIのほうは35mmまで対応するので、便利といえば便利です。
ただ、すでに単焦点レンズで24mmも35mmも持っています。
そのレンズたちと守備範囲がカブります。
25mmから35mmまでのズーム域をどこまで気にするか。
まぁ、そこはいいかなと。それでいて値段も倍くらい違います。
それよりも、フィルター径が小さく、レンズもコンパクトなこと。
409gという、旅行にも持っていきやすいという軽さから「16-25mm F2.8 G」を選びました。
16mmと25mの比較
さっそく16mmと25mmで比較しつつ撮ってみました。
昨日の夕方にレンズを受け取って、そのまま撮りにいった新幹線です。離れた場所から撮ったので草がたくさん入ってしまいましたが、逆に言えばそれだけ広く撮れるということです。


これは今日の昼前にクルマでの移動中に見かけた街の景色。
16mmのほうが手前の景色まで広く入り、25mmのほうは建物が大きく写っています。


数字の差は9mmでも、写る範囲はけっこう変わるものです。
こちらは「24mm F1.4GM」のレンズと今回買ったレンズで「25mm F2.8」との比較。


焦点距離がほぼ同じなので、写る範囲も似ています。
ただ、F1.4のほうは、シャッタースピードをかなり速くしています。
ほかの条件が同じなら、シャッタースピードを速くすると写真は暗くなります。
そのぶん、F値を小さくして多くの光を取り込めば、明るさを保ちやすくなります。
この2枚だけで暗いところでの違いまでは比べられませんが、やはりF1.4のレンズには、暗い場所でもシャッタースピードを速くしやすいという魅力があります。
広く撮るためのズームレンズと、明るさを生かせる単焦点レンズ。これはこれで活躍の場面があるかなと。
駐車場。こういう場所だと、16mmと25mmで写る範囲の違いがわかりやすいです。


ここまで語っておいてなんですが、もしカメラをはじめるなら、わたしなら1本目としては選びません。
ただ、標準レンズ、望遠レンズ、24mmの広角などを楽しんだあとに、さらに広く撮ってみたいなら、試してみてもいいレンズです。
まだやったことはありませんが、このレンズだと自撮りもできるかなと。
わたしの場合は、24mmより広い範囲を撮ってみたいことと、旅行にも持っていきやすい軽さも選んだ理由でした。
来月の旅行にも、持っていってみようかと。
ということで、レンズ選びの参考にしていただければ。
【編集後記】
昨日は歯医者、税理士業、セミナー企画
実家で洗車。戻ってきてから
届いたレンズを持って撮影に。
楽しめました。
三脚も使いやすくて軽い。
かなりヒットでした。
【昨日の1日1新】
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SONY FE 16-25mm F2.8 G
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